東日本大震災直後のベトナム寺法要

※この記事は別ブログに2014年06月03日に投稿した記事の改訂版です。


3・11の震災の直後の2011年5月、僕が在日ベトナム仏教寺院の灌仏会(花祭)にお邪魔した時の事です。
そこには仏旗と共に、日本に住むベトナム人達がお金を出し合い作った、日本の復興を願う横断幕が掲げられていました。



 お寺では、住職の尼僧さまが信徒の皆さんにベトナム語で話す説法されてましたが、その中に所々被災地の地名があるのが聞いて取れます。
灌仏会の法要は、同時に震災で亡くなられた方々への供養でもありました。





また法要の後も、寺の被災地支援の義援金に皆さん快く応じておられました。



彼らだって外国での生活で楽ではないはずなのに。日本人として感謝の気持ちで一杯です。

そして人もまばらになり、会もおひらきという頃。
さきほどの住職が仏前に伏し、一人読教されている事に気付きました。
その祈りは途絶えることなく、1時間以上続きました。
僕はこの光景を一生忘れません。



僕は、自分ん家の菩提寺の本尊すら拝んだ事のない不心得者ですが、これには思わず心から合掌してしまいました。
しかし、在日ベトナム人が異邦人である僕らのためにここまでしてくれているのに、それを伝えるテレビも記者もいません。
この日、ここに来ていた日本人は僕を含め4・5人だけです。この事実をほとんどの日本人が知らないのが申し訳ないくらいです。
さらに聞いたところによると、こちらの住職さまは後日ベトナム本土から集団で来日した僧侶グループと共に津波の被災地に赴き、現地で百か日法要を執り行われたそうです。
なんて有り難いんだろう。
ベトナムの皆さと関ってると、こういう感動が何度もあったので、僕にとってベトナムは趣味を超えたライフワークになってます。

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